試しにこの記事をダイアリー*1にアップしてみようかと思ったのだが、なかなか書きづらくてたいへんだったので、こっちに書く。

財布を届け出たホームレスに対する支配人の言葉から、「ホームレスの生活」というものが少しリアリティをもって察せられる。

ごみ箱から食べ物を探して回る生活は本当につらかったに違いない。それなのに他人の財布を見つけて正しいことをしてくれた人は、ふさわしい行為で報いたいと思った」

このホームレスの男性の行いは非常に立派で、それに対してきちんとした感謝を示したホテル側も立派だが、しかし、人生はそこでは終わらず、ずっとずっとつづいていく、ということを記事の最後の一文で知ることになる。

(ホームレスの男性は)ホテルを出た後は列車でアラスカに向かうつもりだと話している。

記事には記されていないが、特に当て所(あてど)はないのだと思う。


ホームレスといえば、下の動画を思い出す。たしかこの人も本当のホームレスだったはず。歌が評価されたとかで……、でも「成功者」とまではなっていないのだろうな。

数年前のNHK のドキュメンタリーかなにかで、アメリカで有名な大学を卒業して大企業にエンジニアとして就職したのに、ある日とつぜんクビになって、それで公園でホームレスとして暮らしている、という人がインタビューされていた。彼は、仕事に就いていたときとおそらく同じ服を着ていた。つまりY シャツにベージュ色のコットンパンツという出で立ちで、どう見てもエリートでばりばりのキャリアを築いているという感じだったのだが、そのインタビューが終ると、公園に林立する多くのテントの中のひとつに戻って行くのだった。

こういうニュースを見たり聞いたりすると、「だから、早急に○○すべきなのだ」と言いたくなるのだが、僕はそれがなにかを知らないから、なにも言えないのだ。

*1:ダイアリーの話はまた今度書くつもり。