朝のラジオ番組での天気予報で、きょうの午後8:32から6分間、国際宇宙ステーション(ISS)が関西の上空を通過するというので、仕事を午後8時に終えて、仕事場の倉庫の上に乗って、三脚を立て、そのときを待った。
西
東

もともとは写真で撮影したものだが、Googleフォトが勝手にアニメーションにしてくれた。本来なら、南西から西へとのぼっていく写真もあるのだが、なぜかそれはアニメ化してくれなかった。まあいいとしよう。
上がちょうど西の空。下のがちょうど西から北東へと向かっていくところ。 

ちょうどてっぺんにのぼったところでいちおう手を振っておいた。もちろん向こうからこちらが見えるわけはないが、こういうのは気持ちだ。
たった五分間(六分間見える、ということをラジオでは教えてくれていたが、僕のところでは山が遮ってしまったために一分早く見えなくなった)のことだったが、一日の疲れが吹っ飛ぶ経験だった。ISSを早めに隠してしまった山だが、この山が満月を隠してくれたおかげで夜空は暗いままで、撮影が順調に行った。月の光が入ってしまうと、画面が明るくなりすぎてしまって撮影は失敗しただろう。

撮影が終わり、駐車してある軽トラのところまで夜道を歩いて行くと、のそのそと動く影が見えた。懐中電灯を当てると例のガマガエル。こいつとの付き合いは三年以上になるが、なんとか長生きしているらしい。せいぜい踏まれないように気をつけてくれよ。

軽トラを発進させ、ちょっとのあいだ道路を直進し、それから右に折れると、大きな満月が視界に飛び込んできた。なるほど、ウサギの耳がよく見えた。